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そうこうしているうちに子どもは育つ

案外父親は育児にするどい知見がある!(かもしれない)

子育てと体力

育児 双子

千代の富士は本当に強かった。体型だって筋骨隆々、もう圧倒的な強さだった。千代の富士の現役時代、僕は熱心に相撲中継を見ていた。その頃、TVチャンネルの選択権はおじいちゃんにあった。もちろん頼めば他のチャンネルも見せてくれたが、おじいちゃんが相撲を見ている時に誰もそんな提案はしなかった。たぶん僕も楽しんでいたんだろう。その頃、相撲界の頂点にいたのが千代の富士だ。ある時から僕は千代の富士の取り組みをあまり見なくなった。小学生の僕には、必ず勝ってしまう千代の富士の相撲は面白くなかったのだと思う。

 

子育てブログと千代の富士、一見まったく関係ないようだが僕の中では少しだけ関係がある。いや、関係ができた。

双子の妊娠はびっくりするくらいお腹が大きくなる。双子のお母さんやまわりに双子を出産した人がいる人には分かってもらえると思う。僕はそのお腹の大きさを友人に説明するために、お相撲さんを例に出したりした。妻ともそんな話をしたのかもしれない。妊娠後期に入り歩くのもしんどくなった頃、妻はよく千代の富士のものまねをした。「体力の限界」というやつだ。年下の妻は現役時代の千代の富士の記憶はないようだが、あの有名な引退会見は知っていた。そして無事に出産し、今度は子育てに追われるようになってからは、夫婦そろって「体力の限界・・・」と力なく笑いあった。そんなある日、「千代の富士ってほんとはどんな風にあの言葉を言ったんだろうね」という話になった。ものまねと言ってもほとんど想像に近いレベルだったからだ。早速YouTubeで確認した千代の富士の引退会見の映像に、僕たちは言葉を失った。別に申し合わせたわけではないけれど、今はどんなに疲れてもあのセリフを口にすることはない。

 

最後に。千代の富士はかっこよかったけど、当時僕が応援していた力士は朝潮だった。朝潮だって強かった。そりゃ大関までいってますから。でもなんかあぶなっかしくて目が離せなかったんだよなあ。