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そうこうしているうちに子どもは育つ

案外父親は育児にするどい知見がある!(かもしれない)

子ども連れって大変そーなんて思われているけれど

育児

「大さわぎする子どもと大荷物を抱えて、親たちどうして外出するんだろう?」と考えたことはないだろうか。僕も常々疑問に思っていた。しかし僕は今、週末になると子どもと大荷物を抱えて外に飛び出す。

 

一日中、家にいて子どもの相手をするのは、とてもしんどい。小さい子どもは、基本的に自分のやりたいようにやる。それを少しでも阻まれると、泣く、怒る、投げる、あるいはそれらの合わせ技に出る。次に、退屈になった時。この時の行動もほとんど変わらない。これはきつい。双子の場合、子どもたちそれぞれの思惑が合致しないことも多く、5分も相手にしていると、あっという間に大変険悪なムードになる。ケンカの仲裁でひどい目にあったというニュースをたまに見るが、他人事ではない。その前に座っているという体勢だけでも腰にくる。ではどうするか?

 

早朝に起きてフルスロットルで家事をこなし、世間が動きだす前に外出するのだ。行先なんてドコでもいい・・・という訳でもない。できれば子ども達が遊べる場所、例えば大きな公園、動物園なんかと、ちょっとした都市機能も共存した、大人がショッピングも楽しめるようなそんな場所がいい。清潔におむつ交換できるスポットもいくつか見つけておきたい。それも穴場でないといけない。僕は見つけました。そんな街とおむつスポットを。

 

子どもたちは、外に出るだけでいきなり機嫌がよくなる。ベビーカーなんて最高に楽しいらしい。全身を揺らし、足をぶんぶん振ってなんとか自力で進もうとしたりする。信号待ちでは、絶対にロックを忘れてはいけない。動物園に珍獣なんか必要ない。羊や豚で大いに喜んでくれる。もっと言えばニワトリでも十分だ。そんな子どもを見るのは楽しい。家にいるより100倍はラクだし。「あんなに荷物たくさん抱えて、アホだなあのオヤジ」と思われても。そして動物園で、時には信号待ちで体力を使い切った子どもたちは、帰宅を待たずして眠りに落ちる。今日という日に勝利した瞬間だ。

 

つい先日、珍しく保育園に子どもを迎えにいった時(普段は朝の送りのみ)、よそのお父さんから「明日は大雨みたいですね。家の中では一日もちませんよね。」と話しかけられた。僕は興奮して、「やっぱり外出してますか!“もたない”という表現、よくわかります!うん、まさに“もたない”ですよ!うまいですねー!」と答えた。一体なにが"もつ"のか。親の体力、いや気力が"もつ"のだ。あー、わかりあえたなこの人と。満足だった。よそのお父さんは苦笑いしただけだった。もっと別の答え方があったと思う。まだパパ友はいない。